次世代を担う土木技術者になりませんか?
建設業では、若者の入植者が直近15年間で35%減少しているといわれています。将来に向けて担い手の確保・育成を図ることが急務となっています。
国土交通省では、2014(平成26)年に公共工事品確法と建設業法・入契法(公共工事の入札契約の適正化の促進に関する法律)などを改正し、建設業の担い手の中長期的な育成・確保のための基本理念や具体的な措置を規定し、2019(令和元)年に新たな課題に対応する「新・担い手3法」に改正されました。
主な内容は「働き方改革の推進」「生産性向上への取組」「災害時の緊急対応強化(持続可能な事業環境の確保)」などで、公共工事の発注者・受注者の基本的な責務が明示されました。
その中で、技術者に関する規制の合理化が図られ、元請事業者で「監理技術者の専任緩和」「監理技術者を補佐する制度の創設(技士補)」が、下請事業者では「専門工事一括管理施工制度の創設」が実施されました。
さらに、2024(令和6)年度以降の技術検定制度が大きく緩和されます。
【一級の受験資格】
〔第1次検定〕 19歳以上(当該年度末時点)
第1次検定に合格すると「1級施工管理技士補」
〔第2次検定〕 1級技士補としての一定規模以上の工事の実務経験3年
【二級の受験資格】
〔第1次検定〕 17歳以上(当該年度末時点)
第1次検定に合格すると「2級施工管理技士補」
〔第2次検定〕 2級技士補としての実務経験3年
【施工管理技士の種類】
土木施工管理技士(公共土木工事の現場責任者として必須)
建設機械施工管理技士
管工事施工管理技士
造園施工管理技士
建築施工管理技士
クリンソウ(九輪草)現場パトロールで戸隠の現場近くで撮影しました。 2023.05.30
仲間が保有している資格
●1級土木施工管理技士
1級土木施工管理技士補
〇1級管工事施工管理技士
2級管工事施工管理技士
1級造園施工管理技士
2級造園施工管理技士
〇1級舗装施工管理技士〔民間資格〕
2級舗装施工管理技士〔民間資格〕
〇コンクリート主任技士〔民間資格〕(保有者無し)
〇コンクリート技士〔民間資格〕
〇地すべり防止工事士〔民間資格〕
足場組立等作業主任者技術講習修了証
〇斜面判定士〔民間資格〕
職長教育終了証
車両系建設機械特別教育終了証
玉掛け技能講習終了証
〔注釈〕
●印 公共工事の現場責任者として必須。
〇印 工事の種類により、応札する際の加点項目となる。
会社は資格取得、講習会参加を支援してくれます。
『我この道を行く この道の他に 我を生かす道無し』(武者小路実篤)